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- レーザー治療
レーザー光の作用について
1,000℃近い温度を短時間(0.0003秒)で出しますので、感じる痛みが僅かです。また、その光は下記のような作用があります。
- 細菌数(むし歯や歯周病の原因)の減少
- 炎症組織を焼き取る
- 創傷改善促進作用がある
《レーザー治療のメリット》
- 傷んだ歯茎を早期に改善させる作用がある
- 歯石が再付着しにくい
- メスによる切開に比べ、治療時間が短い
《レーザー治療のデメリット》
- 治療後のケアを怠ると、再発を起こす可能性があります。
ハードレーザー治療についてのご説明
(1) 冷たいもの、甘いものが歯にしみる方
知覚過敏症の早期治療(歯磨きでしみる方)
⇒ レーザー照射により、歯の表面に薄い膜を作り、しみることを軽減します。また、歯の表面を強くします。
※ 熱いものがしみる時は、別の治療方法となる場合があります。
(2) 舌や唇に白いものができ、触れると痛む
口内炎の早期治療
⇒ レーザー照射治療で、痛みを軽くし、改善を促します。
(3) 歯質強化
初期むし歯の進行防止
⇒ レーザー照射でむし歯になりにくい、強い歯になります。
また、しみることも防ぎます。
※これはレーザー照射した所が酸に強くなり硬くなるためです。(フッ素とレーザーの併用でさらに強くなります)
(4) 歯茎が黒ずんでいる方(メラニン色素沈着部除去)
メラニン色素沈着部除去
⇒ レーザー照射によって、ほとんど出血なく痛みをおさえます。
(5) 歯の色が気になる方
⇒ 歯の表面にホワイトニングの薬を塗ってレーザーを照射し、反応を早め白い歯を目指します。
(6) 歯周病(シソーノーロー)
歯茎から血が出たり、歯茎を切り取る手術をしたり して、『ウミ 』を出すことが必要な方
⇒ レーザー照射によって、排膿しやすくなり 、改善を促進します。
(7) 根管治療
⇒ レーザー照射により歯の痛みや炎症を防ぎ、殺菌力で改善を促します。また、歯の根っこや、周りを強くします。
(8) 歯髄保護(歯の神経を守ります)
⇒ レーザー照射によって殺菌を行い、神経の上に薄い膜を作り表面を強くします。
(9) 止血作用
⇒ レーザー照射によって殺菌を行い、出血が数十秒でほとんどなくなり、痛みを防ぎ改善を促進します。
(10) 副作用
⇒ レーザー治療は、妊娠中の方、高血圧の方、その他急に歯が痛くなった方も心配なく治療することができます。レーザー光の副作用はほとんどありません。
レーザーとは
レーザーは1秒間におよそ1兆回も振動するエネルギーの強い光です。その種類は100種類以上あり、あらゆる分野で使われています。レーザーは私たちの生活の中でもCD、バーコードリーダーなど身近な所で多く使われています。今やレーザーなしの生活など考えられないほどです。
医療分野でも・・・
医療分野でもレーザーは多く使われています。外科・眼科・皮膚科・耳鼻咽喉科・産婦人科などさまざまな分野で早くから使われています。
レーザー治療は「低リスクで痛みが少なく、副作用の少ない治療」と考えられています。
歯科医療におけるレーザー治療
歯科でもさまざまなレーザー治療器がありますが、当院では炭酸ガスレーザーを使った治療を行っています。
体にやさしいレーザー
レーザーは光のエネルギーが熱エネルギーに変わり、作用するのは生体の表面に限られているので、周りの組織への影響が少ない低リスクなもので、歯科治療に向いている体にやさしいレーザーなのです。レーザーは出血させずに悪い所を除去するだけでなく、痛みを和らげたり腫れをおさえたり、キズの改善を早くする作用もあります。副作用も少なく、妊娠中の方や高血圧の方、心臓疾患でワーファリンを服用されている方、人工透析されている方でも、ドクターの診断と治療・指導のもとで、レーザー治療を受けていただくことができます。炭酸ガスレーザーは体にやさしい光なのです。