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当院の矯正治療
- 乳歯列~混合歯列~永久歯列前期までの4~12歳くらいまでの年齢層対象の早期治療(第1段階治療)と成人も含む12歳以上対象の本格治療(第2段階治療)を行っています。
- 早期治療(4~12歳)は、がたがたの除去、顎の骨格的な成長コントロール(10歳前が望ましい)、指しゃぶりなどの不良習癖やこれに伴う不正咬合の改善を行っています。目的は第2段階治療を容易にすることです。
歯を抜いて治療したくない方はこの段階で相談しましょう。 - 本格治療(12歳~)は永久歯できちんと噛み合うようにします。
治療を開始する時期、装置の種類は患者様によって異なります。
お気軽にご相談ください。
歯科矯正は、矯正に特化した歯科医師が担当します。
相談は予約制になっていますので、電話でご予約ください。
月に2回、土曜日の13~18時が診療日です。
PM 1:00~PM 6:00
都合により変更する場合があります。
※確認、予約の場合はお電話ください。
治療の流れ
初診・相談
矯正歯科治療に関する気になっている所や、疑問、ご希望などをお聞きした上で、患者様にドクターが望ましい治療開始時期、予測される装置、治療期間および治療費についてご説明いたします。小中学生、高校生の方は、保護者の方とご来院ください。
精密検査・再診断
より詳しい情報を得るために、精密検査を行います。写真撮影(お口の中の写真、お顔の写真)・レントゲン撮影(頭部・歯)により、歯並びの状態を詳しく検査します。また、歯並びの模型(歯列模型)を作って噛み合わせの確認をします。
診断
検査結果をもとに今後の治療計画を具体的にご説明させていただきます。治療方法・期間・ご希望の矯正装置等により、矯正料金についても決定していきます。疑問点等が解消され、治療内容・治療方針についてもよく理解していただき、ご納得いただけるようであれば、次回から矯正治療の開始となります。
【歯磨き指導・口腔内清掃】
矯正治療が始まると装置がお口の中に付きますので、むし歯予防などの注意が必要です。そのため、歯磨きの仕方等の口腔清掃についての知識と技術をご指導させていただきます。その後、矯正装置の装着となります。
成長期で骨格的な不正のあるケース
早期治療(第1段階治療)
●4~12歳が目安
顎や顔の骨格の成長をコントロールしていきます。
主に歯の土台である顎の骨の不正(左右のずれ、骨格性の出っ歯、受け口など)を治療します。
矯正装置装着後は、基本的に3~6週間に1回の頻度で通院していただき、治療計画にもとづいて装置の調整やワイヤー調整などの治療を行っていきます。
個人差はございますが、平均では2~3年程の治療期間になります。
成長観察・定期観察
本格治療を行う期間まで歯の生え換わり、顎顔面の成長を見守ります。
永久歯への交換や顎の成長にめどが立ったところで本格矯正へ移行します。
本格矯正へ移ることをご提案しますが、早期治療により歯並びの不正が少ない等で希望されない場合はここで治療終了することもあります。
終了
精密検査・再診断
本格治療
(第2段階治療)
●12歳以上が目安
マルチブラケット装着
期間:約2~3年
歯並び、噛み合わせを細かく整えていきます。
保定
終了
成長期で骨格的な不正を認めないケース
顎の成長がほぼ終了しているケース
本格治療(第2段階治療)
●12歳以上が目安
マルチブラケット装着
期間:約2~3年
歯並び、噛み合わせを細かく整えていきます。
保定
並びと噛み合わせが正常な状態になったところで、保定装置によるメンテナンス期間になります。装置が取れた後の歯は、何もしなければ少しずつ動いてしまいますので、動かした歯を支える骨や歯周組織が安定するまで、保定装置を装着します。矯正治療後のアフターケアとして大切な時期です。
元の不正咬合の状態よりさまざまなタイプの中から望ましい保定装置を選び、3~6ヶ月に1回程度の頻度でメンテナンスを行っていきます。この期間中に咀嚼や発音などの口周囲の動きと歯並びとの調和が取れてきます。
これもやはり個人差がありますが、約2~3年間経過観察が必要です。
終了
治療の流れ
ワイヤー矯正と床矯正
矯正治療にはワイヤー矯正と床矯正があります。
ワイヤー矯正のメリットとデメリット
ワイヤー矯正は歯にブラケットという装置を取り付け、ワイヤーを通して動かしていくという、矯正治療のなかでも長く行われてきたスタンダードな矯正です。
【メリット】
- 長く行われてきた治療法である。
- 不正咬合の種類にかかわらず幅広く対応できる。
- さまざまな治療法のなかで治療期間が比較的短い。
【デメリット】
- ブラケットやワイヤーを取り付けるため、見た目が目立つ。
- 矯正中は歯磨きが難しくなるため、むし歯になりやすくなるため歯磨きに注意が必要になる。
最近は目立ちにくい透明のプラスチックや白いセラミックのブラケットもあります。
白いワイヤーを使用することも可能です。
詳しくは当院でご相談ください。
床矯正のメリットとデメリット
【メリット】
- 自分で装置を外せるため、歯磨きや手入れが楽でお口を清潔に保ちやすい。
【デメリット】
- 自分で装置を外せるため、使用しないと結果につながらない。
- 単一装置に対して単純な矯正力しか与えられないため複雑な歯の移動には向かない。(3次元的に歯を動かせない。)
- 床矯正では難しいケース(骨格性、歯の軸がずれているなどのケース)がある。
当院では患者様の状態に合った治療法を提案させていただきます。
ご遠慮なくご相談ください。
インプラント矯正(歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療)
できるだけ早く矯正治療を終了したい方へ
近年アンカースクリューを用いた矯正治療が行われるようになりました。これにより、治療期間の短縮や、今まで不可能だったケースの歯の移動も可能となりました。
アンカースクリューとは、歯茎に埋め込む小さなネジのような装置です。
埋め込みは、麻酔を含めて約20分で完了します。 ワイヤー式の歯列矯正は奥歯を固定源として歯を並べるため、歯に対してかけることができない力の方向がありましたが、アンカースクリューを使った矯正治療ではその固定源を歯に求めずスクリューに求めるため、自由な方向に力を発揮させることが可能となりました。
歯を動かす時、力の支えとなる所(固定源)が必要です。ヘッドギア等患者様が取り外せる装置の場合、使用することが大切だと分かりながらもなかなか十分な時間使用できないこともあり、期待した結果が得られないことがありました。
そこで、ヘッドギア等を使いたくないという患者様に対して、アンカースクリューを打つという選択肢が増えました。
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